2017年6月23日金曜日

ナウマンゾウの歯がきた!

 今日は野尻湖ナウマンゾウ博物館の企画!
ナウマンゾウの化石のレプリカ製作のワークショップに参加しました!

なんと、実際博物館のレプリカを作成している西尾製作所の社長さん自ら講師にという、とても贅沢な企画でした。

専門家ならではの、レプリカ作成の難しさ、貴重な実物とむきあうことの大変さ、けれどもレプリカとして資料を残すことの大切さなど、ご苦労ながらもそのお仕事の尊さをいっぱい聞きました。

今では3Dプリンターなどの技術が発達してきて、コピー商品が手軽にできるようになりましたが、まだまだこういう資料のレプリカともなると、細かい部分など難しいところも多く、やはり職人の手作業でのことが主だそうです。

まずシリコン樹脂でできた型に石膏を流し形つくりです。
型の細部にまで石膏を流し、上下にわかれたものを「えいやっ!」ってあわせて、しばらく置いておきます。
かわいてから型からはずし、成型品完成!(写真の白いもの)

オールじゃないよ!ナウマンゾウの肩甲骨
これから着色作業・・・・。
ボクはナウマンゾウの臼歯(上の歯らしい)に着色に挑戦!!

見本をなんとなく見つつも塗ってみると・・・・

あれ??なんだかちょっと違う・・・

「ここはちょっと黒いなあ~」「もう少し茶色っぽいか?」
なんて言いながら、色を重ねていきます。

ときおり館長さんが「このかみ合わせのところが黒いのがナウマンゾウの特徴だからここはこだわらないと・・・」なんてダメ出し情報などを聞きつつも、何度も何度も塗り重ね・・・・。
太古のロマン。夢見るのだ!
とりあえず、これでいいか!とあきらめて完成した作品がこれ↑

まあ、なんとかナウマンゾウの歯に見えるかな??😲

実際レプリカ作成は2~3週間もかけてつくるそうなので、素人の短時間ではこれで上出来!!と自画自賛して持って帰ってきました。

かなり没頭して作成しました。難しいながらもとても楽しく、ナウマンゾウにさらに愛着がわいた気がします。
こんなに歯をじっくり見たことなかったしね!!

博物館の方いわく、これからこういうワークショップをどんどんやるそうです。
興味ある方はぜひチャレンジしてくださいね。
(ちなみに今回作成した歯はペンション内に飾ってあります!ぜひ見て!)